平成29年11月17日(金)午前11時より、昭和文化小劇場にて「昭和区介護フェスタ2017」を開催いたしました。
第1部では、認知症をテーマとした落語寄席が行われました。
第2部では、認知症講演会の他、昭和区医師会を代表して 医療法人八事の森 理事長・杉浦医院 院長 森 亮太先生より「在宅医療で何ができる?かかりつけ医から在宅医」をテーマにご講演いただきました。
「かかりつけ医から訪問医へ、あなたの先生は訪問診療をしてくれますか?」「在宅医療では何が出来るの?」「自分らしく生きるために、死ぬために」についてお話いただき、自分が納得できるようにより良く生きること、また、生き延びるためには自己決定し覚悟することの必要性について学ぶことができ、大変深く為になるご講演でした。
また、昭和区歯科医師会より富田まひと歯科 院長 富田 真仁先生のご講演もありました。施設や療養病院に入所されている要介護高齢者の、日常生活における関心事(楽しみ)は「食事」だと回答する方が約半数を占めたというデータを基に、食を楽しむ為には口腔ケアが必要であること、虫歯やカンジダ症など口の病気・誤嚥性肺炎等の細菌による感染症予防に繋がること等々、わかりやすく具体的なお話をしていただきました。
小劇場ホール以外のブースでは、脳年齢チェックコーナーや、各種相談コーナーを設け、沢山の市民の皆さまがご利用下さいました。
昭和区在宅医療・介護連携会議 訪問看護委員会より、訪問看護の普及啓発活動として相談コーナーに寄っていただいた方へ小冊子を配布しました。来訪者からの看護相談にも乗らせていただき、訪問看護を身近に感じていただくことができました。
当日お越し下さいました皆さまには感謝申し上げます。ありがとうございました。