名古屋はち丸在宅支援センター

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はち丸在宅支援センターの取り組み詳細

2024.11.12令和6年度南区多職種連携研修会を開催しました

令和6年10月17日(木)、令和6年度南区多職種連携研修会[ICTで多職種連携できていますか?!]を開催しました。
今年度は南区における在宅医療・介護連携課題の1つである「多職種間の情報共有の不足」への対応策として、ICTによる双方向の情報共有で多職種間の共通認識の形成を図り、本人の意向(ACP)を踏まえた多職種チーム支援が可能となることを目指し講義・座談会・はち丸ネットワーク体験会の構成で研修会を実施し、当日は41名の医療・介護専門職の方々にご参加いただきました。
在宅支援なごや南ホーム クリニック 山内 裕士 先生による「ICTを用いた医療と介護の連携」講義ののち、笠寺病院 在宅訪問診療室 社会福祉士 南 忠宏 氏、名古屋市南区訪問看護ステーション 所長 近藤 広見 氏、善常会リハビリテーション病院 管理栄養士 太田 真実子 氏の3名パネリストより「活用事例を通して感じるICT連携の意義について~参加者も一緒に、みんなで意見交換~」として自身の経験や実情などを交え、それぞれの立場からお話しいただきました。その後は、パネリストの方々と共にはち丸ネットワークが「なぜ活用できないの?!」「どうしたら活用できる!?」をテーマに多職種で意見交換し、実際にはち丸ネットワークに触れていただきました。ユーザーのお声をうけて改良されたVPN接続不要のアプリ版など今回の研修会で初めて知った方もおられ「活用方法の周知や成功体験を共有できる研修会を開催し、認知度を上げる取り組みを継続していくことが必要」「デジタル化に慣れていくことが必要」とのお声や、所属先の判断で導入できない場合もまだ多く「はち丸ネットワークを登録しないといけない取り決めになるとよい」などのお声をいただきました。
※当日のアンケート結果とグループディスカッション意見につきましては、ページ下部よりダウンロードいただけます。

今後も、南区在宅医療・介護連携会議において課題解決に向けた取り組みをすすめていきます。研修会など開催の際は、ぜひご参加賜りますようお願いいたします。

資料1 : アンケート結果