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2025.11.11
活動報告
令和7年10月21日(火)17時より、中村区休日急病診療所にて、「第4回訪問看護ステーション委員会と第3回訪問介護委員会」との合同委員会を開催しました。 当日は22名の方にご参加いただき、本年度の取り組みについて各委員会から報告を行いました。また、中村区の在宅医療・介護連携推進会議の取り組みでもある「なごや在宅医療・介護連携ハンドブック」の〈在宅療養時〉における連携ポイントを、緊急時の対応として日頃良くある『看取り』『情報共有』の事例を通して、訪問看護より解説しました。解説後には、訪問介護からの連携における困りごとに対して訪問看護が答える場面もあり、日々の業務の質を向上させる上で非常に価値があったかと思います。 今回のグループワークで使用した2事例は、実際に訪問看護と訪問介護の両支援を受けており、寄り身近に考えれるものとしました。①「支援者への自助意識の働きかけ」として今できること、②今後、平時からの連携について、③具体的な災害・被災状況下での安否確認についてを、「なごやハザードマップ防災ガイドブック」「災害避難マップ」などを活用し話し合いをしました。主な意見として「サービス担当者会議で災害時のことを含めた話し合いが必要。また、災害時の役割分担まで決めておくこともスムーズな連携につながる」など活発な意見が多く出され、現場の視点に基づいた有意義な意見交換の場となりました。 今後、在宅療養において災害時の多職種連携は重要なテーマとなるため、継続して取り組んでいきたいと思います。次年度も是非、ご参加ください。
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中村
2025.11.11
活動報告
11月1日(土)名古屋市医師会館で開催し、61名の多職種が参加しました。 実践編は、臨床倫理について認識することを通して、「療養者にとっての最善の医療・ケア」を、多職種が支援チームとして、実践的に考えることを学ぶ研修会です。 当日は稲葉一人先生によって、事例に基づくグループワークを挟みながら、臨床倫理の基礎とともに意思決定支援についての講義が進められました。支援者としての態度・考え方・判断に改めて意識を向け、「療養者・利用者がおこなう意思決定」を本当の意味で支援することについて、一歩踏み込んで考える内容でした。 終了後のアンケートでは、84%の多職種が「普段から臨床倫理に関する問題を感じている」との回答でした。その問題を個人に留めず職場やチームで共有し検討しているかを尋ねる設問では、病院よりも在宅支援を担う多職種において、「共有や検討をしていない」との回答がやや目立ちました。今回の受講によって問題への取組み意識が変化したかを尋ねる設問では、「大いに変化があった」「変化があった」との回答が93%でした。 研修の感想として、「相手の気持ちに本当に寄り添う大切さを改めて考える良い時間になった」「内容は難しいと思ったが、考え方が整理された。事例を使って考えられるのは具体的でよかった」「ACPを実践的に捉えることができた」「非常に勉強になり、価値観が広がった気がした。ディスカッションも楽しめた」等の記載がありました。 実践編は次年度も全市多職種を対象に開催を予定しています。 多職種連携研修会は、職種や所属、支援領域を越えた多職種との交流による気づきや新たなつながりを得られる機会でもあります。これからも開催を重ねて参ります。
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市内共通
2025.11.06
活動報告
令和7年度の「東区在宅医療・介護連携推進会議」の課題である「はち丸ネットワーク等のICTツールの導入・活用による情報共有・連携が進む」の取り組みの一環として、本研修会を開催しました。 当日は、講師として寺島先生をお迎えし、在宅医療・介護の現場におけるICT活用の意義や、はち丸ネットワークの体験会を行い、参加者からは「貴重な体験ができた」「もっと導入・活用が進むとよい」といった声が寄せられました。寺島先生のわかりやすい進行と実践的な内容により、満足度の高い研修会となりました。 参加者アンケートでは、ICTを活用した連携に前向きな意見が多く寄せられ、行政へのICT環境整備や支援体制の充実を求める声も聞かれました。また、普段あまり交流のない職種同士が顔を合わせて意見交換できたことも好評で、「さまざまな職種の現場の話を聞くことができ、貴重な経験になった」との感想も寄せられました。 今回の研修を通じ、ICTの活用が在宅医療・介護の連携を支える有効な手段であることを改めて確認できました。今後もこうした学びと交流の場を継続し、地域全体で円滑かつ質の高い連携体制の構築を目指していきます。
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東
2025.11.04
活動報告
令和7年10月22日(水)午後1時30分より、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 内ケ島講堂にて「令和7年度 第4回ケアマネジャー委員会 ケアマネジャーと病院の交流会」を開催しました。 当日は56名の方にご参加いただき、病院と医師と連携するにあたり、病院の入退院に携わる職員との関係構築も大切であることに焦点を起き、中村区在宅医療・介護連携推進会議のメンバーより、「名古屋在宅医療・介護連携ハンドブック」の内容をもとに場面ごとの連携ポイントの紹介をしました。その後、本人の適切・円滑な在宅生活への移行、さらには医療機関とケアマネジャーの連携強化や職種の相互理解を目指し、グループワークで①退院カンファレンスの持ち方やタイミングについて大切なこと ②欲しい情報、共有した情報を話し合いました。本人を取り巻く背景(家族・経済面、生活状況等)の情報をより詳しく速やかに伝えることの大切さや、お互いの職種の困難と思う事などを知り、「今回の研修で知る事のできた内容を、今後の実践で活用していきたい」とのお声も聞かれました。 アンケートでは、「病院とケアマネジャーの関係構築を今後も深める場が欲しい」「交流機会が少ない職種同士なので、定期的に交流会を続けて欲しい」など次回開催を求める声もありました。 今後も、在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします。
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中村
2025.10.22
活動報告
令和7年10月11日(土)午後2時より名古屋市徳重地区会館体育室にて「令和7年度 緑区多職種連携研修会 ~その人らしさを多職種で支援するために~自りつと意思決定支援を考える」を開催しました。 本研修会を主催する「緑区在宅医療・介護連携推進会議」では区内の多職種の方々を構成員として、医療・介護の連携に係る課題を抽出し、課題解決に向けた取り組みの検討や実施について協議しております。今年度は「緑区における医療と介護が目指す自律(自立)支援とは何か」テーマに取り組むことが決定し、今回の研修会開催に至りました。 当日は64名の方にご参加いただき、第1部では、訪問看護ステーションほたるみどりの村瀬文康氏に「自りつ支援って何だろう」をテーマにご講演いただきその後、村瀬氏、みどり訪問クリニックの成瀬佳子先生、ミモザケアプランセンターの堤恭子氏をお招きしテーマに沿ったパネルディスカッションを行いました。 第2部では、OOVL(意思決定支援ツール)についてみどり訪問クリニック院長 姜琪鎬先生よりご講義いただきました。その後、このツールを活用したグループワークを実施し、項目の重みづけや、現実の可能性について意見交換を行いました。その過程で立場や専門性による考え方の違いが浮き彫りになり、多職種間での視点の違いを実感されている様子が印象的でした。 アンケートでは、「話し合うプロセスがとても大事と気付いた」、「自りつの意味の深さを改めて考えさせられた」などの声が寄せられ、有意義な研修会となりました。 今後も、在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします。
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緑
2025.09.18
活動報告
令和7年9月13日(土)14:00~16:00、昭和区休日急病診療所にて「いつ始めるの?ACP~それって今でしょ!~」と題し、昭和区ACP研修会を開催しました。 この昭和区ACP研修会は、昭和区に設置されている昭和区在宅医療・介護連携会議の中で昨年度より「ACPの基礎について学びたい」「ACPを実践に活かしたい」「ACPに関する情報共有を円滑にしたい」といった意見が多く挙がり、その課題の対応策として開催した研修会です。 当日は24名の方にご参加いただき、第1部では和び咲び快護相談所の大城京子氏に「始めてつなげるACP~在宅チームはどう関わり、どう生活を支援するか~」をテーマにご講演いただき、第2部では「市民に向けたACP啓発資料について考える」と題したグループワークを行いました。 第1部の講義では事例を含めてお話しいただいたことで、アンケート結果で「共感が出来、分かりやすかった」という意見をいただきました。第2部のグループワークは、昨年度の昭和区ACP研修会で市民へのACP普及啓発が課題として挙げられたことから、今年度昭和区独自のACP啓発リーフレットを作成することとなり、グループ内でリーフレットの記載内容について意見交換をしました。今後いただいたご意見を参考に昭和区ACP啓発リーフレットを作成していきたいと思います。 今後も、より良い多職種連携に向けた取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
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昭和
2025.09.11
活動報告
南区は16区の中で最も高齢化率が高く、市民へのACP普及と多職種が療養者の意向を切れ目なく繋いでいくための対策が急務であり、南区在宅医療・介護連携推進会議の下部組織として令和7年6月に「市民と多職種のACP普及啓発と実践にかかるワーキンググループ」を設置し対策の検討行っております。 多職種向け対策の1つとして医療・介護事業所の取り組み実情と課題を把握するため、令和7年7月14日から8月13日の期間で「令和7年度南区医療・介護事業所ACP調査」を実施し174事業所から回答をいただきました。 調査では、ACPを取り組むうえで困難と感じている点について記述回答も多くいただきました。今後のワーキンググループで回答から見る「専門職が正しくACPを理解して実践していくための課題」を整理し、対策を検討し取り組みをすすめていきます。
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南
2025.09.10
活動報告
令和7年8月26日(火)19:30〜20:30、守山区休日急病診療所会議室において令和7年度第2回守山区多職種連絡会を開催しました。平日夜間の開催となりましたが、50名の専門職の方にご参加いただきました。 多職種連絡会は、職種や機関および団体間における横の連携の構築・強化を目的とし、定期的に開催をしています。今年度は、多職種から募った事例を基に協議し、より良い連携を目指す取り組みを行う運びとなりました。 今回は「介護保険制度利用に拒否があり、支援者に対して暴力的な言動がある利用者」について、各専門職の視点から支援方法について話し合いを行いました。 今後も、事例検討を通して学びと連携の場になるよう努めてまいります。
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守山
2025.09.09
活動報告
令和7年5月27日(火)19:30〜20:30、守山区休日急病診療所会議室において令和7年度第1回守山区多職種連絡会を開催しました。47名もの多くの専門職の方にご参加いただきました。 多職種連絡会は、職種や機関および団体間における横の連携の構築・強化を目的とし、定期的に開催をしています。多職種連絡会会長のおはなばたけクリニック花谷崇先生を中心とし、和やかな雰囲気の会となっています。 今回は、令和5年から2年間かけて実施した「他の職種を理解し、相互理解を深める」ための取り組みをアンケート結果を基に振り返りました。また、「多職種連携における課題と解決策」「今後の多職種連絡会での取り組み内容」について意見交換を行いました。 今後も、守山区の在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めてまいります。
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守山
2025.09.02
活動報告
全市の多職種を対象に、8月23日(土)に「在宅療養の場における利用者・家族からの暴力・ハラスメント対策研修会」を開催しました。 当研修会は、利用者・家族からの暴力・ハラスメントについて学び、具体的な対策や対応が取れるよう、医療・介護の多職種が共に学ぶことをテーマとしました。参加者は61名でした。 講師の医療法人社団慈恵会 北須磨訪問看護・リハビリセンターの藤田愛先生による講義は、①暴力の定義及び実態 ②自宅訪問における暴力・ハラスメントのリスク要因 ③暴力・ハラスメントについての取り組み ④暴力・被害を受けた人の理解と対応、二次被害について といった内容でした。 またその後のグループワーク1では、事例を元に、登場人物5人について「望ましくない行為をした順」に1~5位をグループで検討し、全体共有をしました。グループワーク2では、危険予知トレーニングとして、事例を元にどのような危険があるか、危険要素の絞り込み、危険回避・解決するための具体的で実行可能な対策を考え、行動目標をグループごとに検討しました。参加者の専門性に基づいた様々な発表、藤田先生の関西弁を交えた軽妙な返しで、会場が笑いに包まれる場面もありました。 アンケート結果からは、「自分自身はそこまで苦にならないから、管理者である自分がケアにあたり、他のスタッフに関わらせないという対応を取ることが多かったが、それが暴力・ハラスメントを容認することになっていたことに気付いた」「ハラスメント対応する時に、一番大切で一番難しいのは、個々の価値観と痛感した」といった意見のほか、「多職種のグループで色々な意見が聞けた」「多職種の方とグループワークができて考え方や捉え方の幅が広がった」というご意見を頂きました。 今後も当センターでは、在宅療養者の支援において発生する課題に、医療・介護の多職種で連携して取り組むことを共に学ぶための研修会を開催していきます。
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市内共通