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2025.12.03
活動報告
令和7年11月15日(土)、名古屋市立大学医学部研究棟にて「被災地支援経験者から学ぶ災害時の在宅療養者支援」をテーマに令和7年度瑞穂区多職種連携研修会を開催しました。当日は瑞穂区および近隣区の医療・介護関係者40名にご参加いただきました。 第1部シンポジウム「現場のリアルと今できる備えを考える」では、能登半島地震の際にJMATとして支援活動に参加された、西村内科クリニック 院長 西村賢司先生と、ひなた調剤薬局 管理薬剤師 近藤満里子先生より、救護活動をはじめとする被災地支援の体験談と、そこから見えた課題についてご講義いただきました。さらに、瑞穂区役所区政部総務課 課長補佐 防災担当 岡部将大氏より災害時における名古屋市の取り組みについて、みんなのかかりつけ訪問看護ステーション 訪問看護部長代理 災害対策室室長 災害看護専門看護師の大久保貴仁氏よりBCPの考え方や災害スイッチについてご講義いただきました。 第2部では、みずほ通りクリニック 院長 勅使河原修先生を座長に、事前にいただいた質問や当日の質疑をもとに、座長・講師と参加者によるディスカッションを行い内容をさらに深めていただきました。 研修会後のアンケートでは、「災害現場のリアルな状況を理解する貴重な機会となった」「水やトイレの備蓄やBCPの見直しなど、備えるべき事項を再確認できた」「災害スイッチONのタイミングを考えるきっかけになった」「市の取り組みなど具体的に情報を得ることができた」「自分自身の安全確保の重要性を改めて認識した」「業務に直結する具体的な提案が参考になった」など、多くの声が寄せられました。 今後も、在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。
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瑞穂
2025.12.01
活動報告
令和7年10月1日(水)から10月31日(金)までのオンデマンド配信にて、『災害への備え、「今」私たちにできること~被災経験から学ぶ~』と題し実施しました。 第1部 「震災の備えのBCP」 では、石川県能登町の小木クリニック院長 瀬島照弘先生に講師を務めて頂き、令和6年の能登半島地震でBCPを発動し、診療継続された体験をご講演いただきました。 第2部 座談会 では、名古屋市医師会 在宅医療・介護連携委員会より、委員長 亀井克典先生と、副委員長 任隆光先生にご参加いただき、講師との座談会を行いました。 参加申込者261名、視聴回数401回、アンケート回答者数84名でした。 アンケートの回答では、講義について「策定したBCPがどのように役立ったか、実例を交えた講義でわかりやすかった」「医療従事者として、発災時の対応について改めて考える機会となった」等の感想をいただきました。 座談会については、「地域での課題や、行政との課題が分かりやすかった」「職員の意識付けと日頃の訓練が重要と改めて感じた」等の感想をいただきました。 受講後具体的に取り組みたいことへの回答では、「BCPの見直し」「スタッフとの話しあい」等の、自事業所での取り組みについての意見を多くいただきました。その他、「連携体制の構築」「自治会との話しあい」「要援護者の自助への支援の徹底」「行政との話しあい」等の取り組みも挙げられていました。 ※研修動画および資料は名古屋市医師会員のみ下記「在宅医療研修会講演動画」から視聴可能です。(会員用ホームページへのログインにはID・パスワードが必要となります)
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市内共通
2025.11.27
活動報告
令和7年11月15日(土)15:00~16:30、名古屋市立大学医学部附属西部医療センター 2階大ホールにて「心不全患者さんを地域で支えよう」をテーマにした研修会(主催:北区在宅医療・介護多職種連携会議)を開催しました。土曜日午後の開催でしたが多くの多職種の方(40名)にご参加いただきました。 第1部では「心不全になると起こる身体の変化」について、いざわ内科・消化器内科クリニック総院長の井澤 伸一郎先生にご講義いただきました 第2部のグループワークでは、講義内容を踏まえ、病識があまりなく入退院を繰り返している患者さんの事例をもとに「じぶんカルテ」も活用し、課題の背景や要因、具体的な支援策等について多職種間でディスカッションしていただきました。 今後も、より良い多職種連携に向けた取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
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北
2025.11.20
活動報告
令和7年11月13日(木)14:00~16:00 当日は、講師として名古屋市保健所西保健センター田邊裕先生をお招きして、震災時の西区の被害想定や区民の生活の場、各団体の初動の考え方、各団体の役割と情報連携について講義とグループワークを行いました。 グループワークでは、所属機関に応じて医療、福祉、保健の3分野に分かれて協議を行いました。それぞれの視点で協議された意見を共有できる良い機会となり、参加者からも「率直な意見交換ができた」、「それぞれの立場からの意見を聞けて良かった」との感想が寄せられました。また、災害時における情報共有については、「情報の集約や方法、課題について考えることができた」、「情報の入手方法について漠然としていたものが少しはっきりしたように思う」との感想が寄せられ、有意義な学びの機会となったことが伺えました。 今回の研修を通して、様々な立場の多職種が情報連携について共通認識を持つことが、災害対応力の向上につながるのではないかと改めて感じました。今後もこのような機会を継続し、災害時における備えや地域の連携体制の構築を目指してまいります。
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西
2025.11.11
活動報告
令和7年10月21日(火)17時より、中村区休日急病診療所にて、「第4回訪問看護ステーション委員会と第3回訪問介護委員会」との合同委員会を開催しました。 当日は22名の方にご参加いただき、本年度の取り組みについて各委員会から報告を行いました。また、中村区の在宅医療・介護連携推進会議の取り組みでもある「なごや在宅医療・介護連携ハンドブック」の〈在宅療養時〉における連携ポイントを、緊急時の対応として日頃良くある『看取り』『情報共有』の事例を通して、訪問看護より解説しました。解説後には、訪問介護からの連携における困りごとに対して訪問看護が答える場面もあり、日々の業務の質を向上させる上で非常に価値があったかと思います。 今回のグループワークで使用した2事例は、実際に訪問看護と訪問介護の両支援を受けており、寄り身近に考えれるものとしました。①「支援者への自助意識の働きかけ」として今できること、②今後、平時からの連携について、③具体的な災害・被災状況下での安否確認についてを、「なごやハザードマップ防災ガイドブック」「災害避難マップ」などを活用し話し合いをしました。主な意見として「サービス担当者会議で災害時のことを含めた話し合いが必要。また、災害時の役割分担まで決めておくこともスムーズな連携につながる」など活発な意見が多く出され、現場の視点に基づいた有意義な意見交換の場となりました。 今後、在宅療養において災害時の多職種連携は重要なテーマとなるため、継続して取り組んでいきたいと思います。次年度も是非、ご参加ください。
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中村
2025.11.11
活動報告
11月1日(土)名古屋市医師会館で開催し、61名の多職種が参加しました。 実践編は、臨床倫理について認識することを通して、「療養者にとっての最善の医療・ケア」を、多職種が支援チームとして、実践的に考えることを学ぶ研修会です。 当日は稲葉一人先生によって、事例に基づくグループワークを挟みながら、臨床倫理の基礎とともに意思決定支援についての講義が進められました。支援者としての態度・考え方・判断に改めて意識を向け、「療養者・利用者がおこなう意思決定」を本当の意味で支援することについて、一歩踏み込んで考える内容でした。 終了後のアンケートでは、84%の多職種が「普段から臨床倫理に関する問題を感じている」との回答でした。その問題を個人に留めず職場やチームで共有し検討しているかを尋ねる設問では、病院よりも在宅支援を担う多職種において、「共有や検討をしていない」との回答がやや目立ちました。今回の受講によって問題への取組み意識が変化したかを尋ねる設問では、「大いに変化があった」「変化があった」との回答が93%でした。 研修の感想として、「相手の気持ちに本当に寄り添う大切さを改めて考える良い時間になった」「内容は難しいと思ったが、考え方が整理された。事例を使って考えられるのは具体的でよかった」「ACPを実践的に捉えることができた」「非常に勉強になり、価値観が広がった気がした。ディスカッションも楽しめた」等の記載がありました。 実践編は次年度も全市多職種を対象に開催を予定しています。 多職種連携研修会は、職種や所属、支援領域を越えた多職種との交流による気づきや新たなつながりを得られる機会でもあります。これからも開催を重ねて参ります。
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市内共通
2025.11.06
活動報告
令和7年度の「東区在宅医療・介護連携推進会議」の課題である「はち丸ネットワーク等のICTツールの導入・活用による情報共有・連携が進む」の取り組みの一環として、本研修会を開催しました。 当日は、講師として寺島先生をお迎えし、在宅医療・介護の現場におけるICT活用の意義や、はち丸ネットワークの体験会を行い、参加者からは「貴重な体験ができた」「もっと導入・活用が進むとよい」といった声が寄せられました。寺島先生のわかりやすい進行と実践的な内容により、満足度の高い研修会となりました。 参加者アンケートでは、ICTを活用した連携に前向きな意見が多く寄せられ、行政へのICT環境整備や支援体制の充実を求める声も聞かれました。また、普段あまり交流のない職種同士が顔を合わせて意見交換できたことも好評で、「さまざまな職種の現場の話を聞くことができ、貴重な経験になった」との感想も寄せられました。 今回の研修を通じ、ICTの活用が在宅医療・介護の連携を支える有効な手段であることを改めて確認できました。今後もこうした学びと交流の場を継続し、地域全体で円滑かつ質の高い連携体制の構築を目指していきます。
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東
2025.11.04
活動報告
令和7年10月22日(水)午後1時30分より、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 内ケ島講堂にて「令和7年度 第4回ケアマネジャー委員会 ケアマネジャーと病院の交流会」を開催しました。 当日は56名の方にご参加いただき、病院と医師と連携するにあたり、病院の入退院に携わる職員との関係構築も大切であることに焦点を起き、中村区在宅医療・介護連携推進会議のメンバーより、「名古屋在宅医療・介護連携ハンドブック」の内容をもとに場面ごとの連携ポイントの紹介をしました。その後、本人の適切・円滑な在宅生活への移行、さらには医療機関とケアマネジャーの連携強化や職種の相互理解を目指し、グループワークで①退院カンファレンスの持ち方やタイミングについて大切なこと ②欲しい情報、共有した情報を話し合いました。本人を取り巻く背景(家族・経済面、生活状況等)の情報をより詳しく速やかに伝えることの大切さや、お互いの職種の困難と思う事などを知り、「今回の研修で知る事のできた内容を、今後の実践で活用していきたい」とのお声も聞かれました。 アンケートでは、「病院とケアマネジャーの関係構築を今後も深める場が欲しい」「交流機会が少ない職種同士なので、定期的に交流会を続けて欲しい」など次回開催を求める声もありました。 今後も、在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします。
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中村
2025.10.22
活動報告
令和7年10月11日(土)午後2時より名古屋市徳重地区会館体育室にて「令和7年度 緑区多職種連携研修会 ~その人らしさを多職種で支援するために~自りつと意思決定支援を考える」を開催しました。 本研修会を主催する「緑区在宅医療・介護連携推進会議」では区内の多職種の方々を構成員として、医療・介護の連携に係る課題を抽出し、課題解決に向けた取り組みの検討や実施について協議しております。今年度は「緑区における医療と介護が目指す自律(自立)支援とは何か」テーマに取り組むことが決定し、今回の研修会開催に至りました。 当日は64名の方にご参加いただき、第1部では、訪問看護ステーションほたるみどりの村瀬文康氏に「自りつ支援って何だろう」をテーマにご講演いただきその後、村瀬氏、みどり訪問クリニックの成瀬佳子先生、ミモザケアプランセンターの堤恭子氏をお招きしテーマに沿ったパネルディスカッションを行いました。 第2部では、OOVL(意思決定支援ツール)についてみどり訪問クリニック院長 姜琪鎬先生よりご講義いただきました。その後、このツールを活用したグループワークを実施し、項目の重みづけや、現実の可能性について意見交換を行いました。その過程で立場や専門性による考え方の違いが浮き彫りになり、多職種間での視点の違いを実感されている様子が印象的でした。 アンケートでは、「話し合うプロセスがとても大事と気付いた」、「自りつの意味の深さを改めて考えさせられた」などの声が寄せられ、有意義な研修会となりました。 今後も、在宅療養を推進する上でよりよい多職種連携を実現できるよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします。
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緑
2025.09.18
活動報告
令和7年9月13日(土)14:00~16:00、昭和区休日急病診療所にて「いつ始めるの?ACP~それって今でしょ!~」と題し、昭和区ACP研修会を開催しました。 この昭和区ACP研修会は、昭和区に設置されている昭和区在宅医療・介護連携会議の中で昨年度より「ACPの基礎について学びたい」「ACPを実践に活かしたい」「ACPに関する情報共有を円滑にしたい」といった意見が多く挙がり、その課題の対応策として開催した研修会です。 当日は24名の方にご参加いただき、第1部では和び咲び快護相談所の大城京子氏に「始めてつなげるACP~在宅チームはどう関わり、どう生活を支援するか~」をテーマにご講演いただき、第2部では「市民に向けたACP啓発資料について考える」と題したグループワークを行いました。 第1部の講義では事例を含めてお話しいただいたことで、アンケート結果で「共感が出来、分かりやすかった」という意見をいただきました。第2部のグループワークは、昨年度の昭和区ACP研修会で市民へのACP普及啓発が課題として挙げられたことから、今年度昭和区独自のACP啓発リーフレットを作成することとなり、グループ内でリーフレットの記載内容について意見交換をしました。今後いただいたご意見を参考に昭和区ACP啓発リーフレットを作成していきたいと思います。 今後も、より良い多職種連携に向けた取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
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昭和